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 断食内観のすすめ


〔1〕出すことが先
身心養生苑では「心とからだの中から美しくなる」をテーマに、断食・内観指導を行なっています。

【まずは汚れ・毒を出すこと】
これまで十万人近い方々の治療を通してはっきりわかってきたことは、美容・健康にいいからと、たださまざまな健康法を行なうだけでは、効果がうすいということです。

それは花びんの水を取りかえるときも、古い水を捨ててから新しい水をいれないと水はきれいにならないのと同じように、人間もまずはからだや心にたまっている汚れ(毒)を出してきれいにしてから、健康にいいものを入れないとからだや心は元気には、なりにくいからです。

私たちのからだは食べ物からエネルギーと栄養をとり入れ、それを代謝し、残りカスを排泄します。しかし排泄がじゅうぶん行なわれないと、老廃物を体内にためこむことになり、私たちの健康を阻害し、病気や症状をもたらすことになるのです。

〔2〕健康の第一歩は断食による宿便の排泄から
【宿便とは】
特に食べ物の残りカス、老廃物がたまりやすいのは腸です。この腸にたまっている食べ物の残りカス・老廃物が宿便とよばれているものです。

宿便とは、「胃腸の処理能力を超えて食べ続けた結果、腸管内に渋滞する排泄内容物」です。

たとえば1分間に自動車100台が流れる高速道路では、70台ならラクラク・通れますが150台の車が入ったら50台は渋滞してしまいます。これと同じ状態が腸に起きているのが宿便です。ではどうしたら宿便が取れるのでしょうか。実は、この宿便を排泄する一つの方法が断食なのです。
 
【断食は宿便をとる最高の方法】
私たちの消化器は口から食べ物を入れると肛門から大便として出るまでに早くて18時間位かかります。
一日3回食べ続けるとすると、常に胃腸のどこかが働いているわけです。胃腸が働いているときは、はいってきた食べ物の消化に追われています。

しかし食物を入れないで、胃腸を休ませてやり、空腹にすると、腸からは腸の動きを亢進させるモチソンというホルモンが出ます。これは食べ物を消化するためではなく、腸内に残っている食べ物のカスや老廃物(宿便)を排泄するためで、この働きにより、腸は空腹になるほど、腸の動きは活発になり、宿便が排泄されるというわけです。これが断食すると宿便がとれる原理です。

【宿便は万病のもと】
宿便がたまると、これが異常発酵(腐敗)して、大腸菌やウェルシュ菌などの細菌の温床となって、インドールやスカトールなどの毒素やガスがでます。毒素やガスは腸壁から吸収されて、全身を回り、頭痛・肩コリ・めまい・疲れなどさまざまな症状が起こります。

宿便はついには、脳や心臓の血管が詰まる脳梗塞や心筋梗塞・ガン・膠原病(リウマチなど関節痛・筋肉痛や、皮膚の硬化等を伴う難病)・アトピー性皮膚炎など「宿便は万病のもと」といわれるように、実にさまざまな病気を引き起こします。ですから、断食により宿便がとれれば、これらの病気や症状が治ってゆくわけです。

〔3〕断食の効能
また断食は、宿便が排泄されるばかりではなく、次のようなさまざまな効能が明らかにされています。
1:病気や症状を治す力(自然治癒力)が最大限に引き出される。
2:病気を予防し、病気と対抗する力(免疫力)を上げる。
3:身心の体質を変える。(変身できる)
4:自己融解を起こす。(ダイエット効果など)
5:宿便を排泄する。(美容や病気・症状の改善効果)
6:環境毒素を排泄する。
7:スタミナをつける。
8:活性酸素を減らす。
9:遺伝子を活性化する。
10:心の毒素(トラウマなど)を排泄しやすくする。(心身症などの心の病を治す)

【1・2・3:自然治癒力・免疫力を高める、体質を変える】
断食には、人間が本来持っている病気に対抗する力、予防する力(免疫力)、病気や症状を治す力(自然治癒力)を高め、体質を変えてゆく効能があります。

断食を行なうと、栄養が断たれるので、体には飢餓状態という大きなストレスがかかります。そのまま放置したら死ぬかもしれないという危険状態に対してからだは、生命を守ろうとして必死になります。「火事場の馬鹿力」というたとえがありますが、これは人間が窮地に追い込まれた際、時として自分で信じられないほどの力を発揮するという意味です。我々の体内についても同じことが言えます。

飢餓状態というストレスに対する反発力が、自然治癒力や免疫力を湧発し、さまざまな病気・症状を治す力や体質を変換する力となります。

【4:自己融解】
自己融解とは、断食によって栄養分が断たれると、体はどこからか栄養分になるものを探し始めます。体のあちこちで自己融解が起こるのですが、最もよく使われるのが脂肪です。断食中にみるみるやせてゆくのは自己融解がもたらした結果です。また腸の癒着がはがれる・イボが消失する・ガンが縮小するのも自己融解です。

【5・6:宿便・環境毒素の排泄】
断食には排泄作用があります。断食は、宿便の排泄ばかりでなく、体の中にたまっている農薬などの化学薬品・食品添加物・ダイオキシンなどの環境毒素を排泄することも報告されています。

【7:スタミナがつく】
断食を行なった後、少食の生活を行なうとスタミナが落ちるように思われますが、実は、スタミナがつき、睡眠時間が少なくなる・頭が冴えてくる・長時間仕事をしても疲れなくなるなどの効果が現われてきます。

【8:活性酸素を減らす】
最近活性酸素の研究が進み、活性酸素が私たちの臓器や組織に障害を与え、ガンや動脈硬化などがいろいろな病気を引き起こすということです。この、活性酸素は人体の酸素消費量の2%から発生するということで、酸素の消費量が激増する厳しいトレーニングや労働は健康上あまり、好ましくないというわけです。
半日断食(朝食抜きの1日2食)を行なうと、一日の酸素消費量が13%も減るというデータがあります。それだけ活性酸素の産出量も減るということです。

【9:遺伝子を活性化する】
最近、特に注目されるのは「断食すると眠っている遺伝子を起こすことができる」ということです。現代の最先端医療といえば、遺伝子治療ですが、遺伝子治療で期待するのと同じ効果が、断食によって可能になると考えられます。

乳腺細胞から、クローン羊をつくったとき、細胞に送る栄養を1/20(断食状態にしたのと同じ)に減らしたら、はじめて乳腺細胞の中で眠っていた遺伝子が起こされ、それがやがて一匹の羊になったそうです。ということは、我々が断食する場合にも、オフになっている遺伝子をオンにする可能性があるということです。
 
断食をすると、体質がガラっと変わったり、難治の病気が治ったりするのは遺伝子治療と同じようなことが行なわれていると考えられるのです。

たしかに動物界では、例えば、さなぎの状態で断食してから蝶に変身するし、おたまじゃくしからカエルに変身するときも断食するそうです。
 
断食には変身する力があるというのは眠っていた遺伝子にスイッチが入るからではないでしょうか。

【10:心の毒素を排泄する】
身心養生苑では、断食と内観療法を併用して、心身の病気を治しています。断食がからだにたまった毒(宿便)を排泄する効果があるのと同様、内観療法は、心の毒(トラウマなど)を吐き出すことができます。断食によりからだの毒が出ると、心の毒も出やすくなります。

内観療法は、生まれてから今日までの自分を調べることにより、心やからだの病気になった原因などが実感をもってわかる療法です(詳しくは身心健康堂理事長鬼木豊著『人格は創り変えられる』などの著書をお読みください)。

〔4〕断食の美容効果
【断食の効果】
断食を始めると、まず水分代謝が促進され、むくみがとれてきます。そして体は脂肪を分解(自己融解)してエネルギー源として使うようになるので、すみやかに脂肪がとれてきます。

【肥満と内臓脂肪】
肥満になって困るのは、さまざまな病気の発生が多くなることです。以前は脂肪といえばほとんどが皮下脂肪(皮膚と筋肉の間にある脂肪)を指していました。しかし最近では、おなかの臓器の周辺につく内臓脂肪が、生活習慣病の元凶として問題視されてきています。

内臓脂肪が増えると、高脂血症(血液中の脂肪が異常に増えた状態)・糖尿病・高血圧が起こり、動脈硬化が着実に進みます。動脈硬化が進めば、心臓病や脳卒中を招きます。このほか、内臓脂肪は、乳ガン・子宮ガン・痛風・脂肪肝などのさまざまな病気の原因になるため、肥満とわかったら早めにダイエットに取り組まなければなりません。

【断食・半日断食により、美しくなり、肌もきれいになる】
断食・半日断食は肥満が解消するだけではなく、健康な体づくりに役立ちます。そしてその効果は絶大です。ダイエットという言葉の意味には、ただ単にやせて体重が少なくなるだけではなく、健康的な美しさや肌がきれいになることも含まれます。

断食・半日断食を行なって肌がきれいになるのは、前日までに体内に取り込まれた食品が消化されてできた老廃物をしっかり排泄することもできるからです。宿便が排泄されると、腸内細菌の状態を改善し、腸の状態がよくなって便秘や下痢が改善し、毒素も排出されます。それによってニキビ・吹出物・肌荒れが解消し、肌は美しくなってくるのです。

断食・半日断食・少食へと続き食生活改善と内観により、「心とからだの中から美しくなる」 このテーマが実現されてゆくのです。

 


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